朝霞市基地跡地問題 - 基地跡地利用市民連絡会
小池知事は無電柱化推進論者 シンボルロードも対象に

 東京都知事に当選した小池百合子氏の動向が連日、ワイドショーなどを賑わしている。小池知事は衆院議員のここ3年間、力を注いできたのが無電柱化だ。小池知事が暖めてきた目玉政策だと東京大教授の松原隆一郎氏が東京新聞に寄稿し紹介している。

 松原教授によれば、小池知事は2013年来、自民党内の無電柱化を推進する委員長を務め、二度にわたり「無電柱化推進法案」の提出寸前まで漕ぎつけたが、政治の流れに遮られ断念。推進法案に電柱の「新設禁止」があった。茨城県つくば市は地域を限って無電柱化する条例を9月に制定。それに続く自治体が出るか注目される。

2.5mの壁
 これまでの電線地中化には、主に道路両側の幅2.5m以上の歩道に電線共同溝を埋めるため、当然、幅の広い国道や都道などに限られることとなり、市区町村道では道路幅からして無理とみなされてきた。しかし今年4月の改定により、諸外国で採用されている電線の直接埋設や小型ボックス、管路の浅層埋設が推進されている。大型の電線共同溝に比べ、安価で工事日数も短い。いまや無電柱化は、市場が見込まれる新分野として海外からも注目を浴びる分野となり、費用削減競争が始まっているという。
 こうした流れを受け、意欲的自治体も登場。東京都豊島区は区道である巣鴨地蔵通り、台東区はかっぱ橋で無電柱化を進めるモデル地区となる。京都の先斗町も名乗りを上げ、「狭い道路では無電柱化は無理」という神話の打破に挑戦が始まったと氏は無電柱化推進に期待を寄せる。

シンボルロードは電線なしへ
 私も何回かこのブログに書いたが、無電柱化推進を訴えている。朝霞市駅前商店街通りの電線地中化と一方通行化は地元商店街の反対で先送りされたのはとても残念であった。朝霞基地跡地のシンボルロードづくりに合わせ、市役所前から朝霞保健所間の無電柱化も提案している。ぜひ、実現したいものである。

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電線地中化がもてはやされているけど、考え物だなぁ。