2016.04.25

4/25 北海道5区池田まきさん惜敗

24日に行われた衆議院議員補欠選挙、札幌市郊外の北海道5区がデットヒートしている予測で注目でしたが、残念なことに私の応援していた池田まきさんがあと少しで惜敗しました。

一方、京都3区は自民党が不戦敗したことによると思いますが、泉健太さんが優位に当選をかちとっています。

ご支援いただいた方々にお礼申し上げ、選挙運動に参加された方々、候補者本人のご努力に頭が下がります。

●今回の北海道5区に関して、いろいろ分析する要素があります。

結果はわずかで、肉薄したと言えます。議員の死亡による補欠選挙「弔い合戦」ですから、死亡した議員の後継候補が有利ななか、この結果ということは、「惜敗」「善戦」という結果だと思います。

野党共闘に関して過大評価したがる人がいますが、北海道は共産党、社民党、生活の党への支持率があまり高くない一方、野党第一党の社会党→民主党→ 民進党支持層が厚く、その他の政党の影響はそれほど大きくありません。野党票の分裂して野党どうしの論戦に対策を打つことをしなくて済んだことと、相手に 漁夫の利を与えない効果が高かったのではないかと思います。足し算よりも引き算がなかった効果です。

候補者のキャラに関しては、プラスだと思います。格差社会のさまざまな苦悩があるなかで、野党がそれに向き合うべきだろう、と思っていますが、そういうときに苦労を重ねた池田さんの人生と、人を巻き込み励ます演説は強烈な存在だったろうとみています。
政治エリート臭ぷんぷんする候補じゃないことは、短期間の追い上げ、知名度の徹底に効を奏したと思います。

NHKの出口調査からは、池田さんは無党派層から70%も支持を得ていて、これは無党派層こそいろいろな人がいることからすると限界いっぱい票を集めたと言えます。
自民、民進、公明、共産ともに大半の票がそれぞれの公認・推薦候補に入れていて、政党支持層のとりまとめは両陣営ともに成功しています。
最大の差は、北海道で二大政党制を具体化してきた自民党と民進党の支持率で、民進党の支持率が自民党の半分ぐらいまで落ち込んでいることです。かつては社 会党→民主党の支持率は、自民党の支持率の8割ぐらいの水準をもっていた北海道で、対抗してきた勢力の支持率が課題といえます。あわせてかつての民主党支 持で今回「無党派」と回答した層が無党派の池田支持を押し上げている可能性もあります。
民進党の支持率を、社会党や民主党の頃のように回復させるかが北海道の選挙の課題ではないかと思います。

市町村別に見ると、池田さんが圧倒的に優位だったのは札幌市厚別区のみ。社会党時代から非自民の層が厚い江別市、北広島市、石狩市では勝ったものの ほぼ互角に持ち込まれ、千歳市、恵庭市、当別町、新篠津村では相手候補の優位を許してしまっています。相手候補の優位な市町村はいつもの通りなので、本 来、社会党→民主党時代に優位を保ってきた江別、北広島、石狩で相手候補を突き放しきれていないと言えます。
いつも通り、非自民にとって千歳市、恵庭市をどうするかというのが北海道5区の課題と言えます。自衛隊基地があるから、という説もありますが、北海道の自 衛隊の基地がある市ても社会党・民主党系の市長を輩出している自治体もあることから、相対的にはそれだけに理由を求めるより、自治体議員の数であったり、 住民の政治との関係性がどうであったのか、その歴史的な差とみた方がよいように思います。

鈴木宗男さんが与党候補についた効果に関しては、よくわかりません。あのわずかの票差だとあると強弁する人にはできるし、いやいや前回の衆院選とそんなに変わらないじゃないかという人にとっては全く効果がなかった、と言えます。
候補者のキャラが強い選挙だったので、政治業界の自己目的化したような批判に対して、まったく効果を失わせたように思います。

●野党共闘万能論には、いろいろ障壁があるのではないかと思っています。一つは戦略がそれしかなくなる危険性があります。もう一つは、政策的に矛盾 が出てきます。それを時間軸で解決することはできますが、小政党ほどその主張を先鋭的にやり、大政党に向かって裏切り者予備軍みたいないいぐさをすること がよく行われます。そのあたりの乗り越え方が課題ではないかと思います。

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critic20.exblog.j

ガチガチ選挙の孤独と疎外 - 北海道5区補選で棄権した有権者の選択

c0315619_12494130.jpg北 海道5区補選の結果を見て、あらためて「受け皿新党」の必要性を認識し、その可能性を強く確信するところとなった。その理由は以下のとおりである。何よ り、投票率が低いこと。山口二郎やしばき隊の発言を聞いていると、今回の57.6%という投票率に対して、通常の補選と較べて高かったという言い草で、そ れを積極的に意味づけて拡散することばかりしている。自分たちの選挙運動の正当化のために、57.6%という投票率を「高い」という評価で固めている。こ の見方には全く同意できないし、一般の感覚とはかけ離れたものだろう。この国の4月の政治の関心は、一にも二にも北海道5区補選だった。左翼リベラルの Twは、熊本の地震そっちのけで、毎日毎日、池田真紀への応援コールで埋め尽くされていた。4月の左翼リベラルのTLはピンク色で染まっていた。アフリカ ののように。4月24日の投票日は、誰も がその結果に注目して朝からテレビのニュースに食い入り、投票の進捗を見守ったはずである。おそらく、その誰もが意外に感じたのは、有権者の出足が異常に 悪く、刻々の投票率が前回の衆院選を下回る報告がされていたことだ。どうしてこんなに投票率が低く出るのだろう、北の5区の人々は何を考えているのだろう と、全国の市民が不審に思ったのではあるまいか。



c0315619_12495512.jpgそ の感覚こそが自然なもので、通常の補選に較べれば高いから評価できるなどと言うのは、年中永田町に張りついて政治でメシを食っている政局屋の発想と言葉 だ。国民的関心事が集中した政治イベントであった今回の北海道5区補選は、他の補選と同レベルで比較することはできない。これだけ熱く注目され、マスコミ で報道され、情報が多く飛び交い、そして事前予想でデッドヒートが報じられた選挙で、どうして前回を下回る57.6%という低い投票率になったのだろう と、首を捻るのが当然なのだ。そして、ここで着目すべきなのは投票に行かなかった有権者の行動であり、約半分(42.4%)の人々がどうして投票所に足を 運ばなかったのかという問題なのだ。その理由と意味こそが問われなくてはいけない。この42.4%の人たちは、選挙や政治に関心のない、無責任なミーイズ ムの人々だったのだろうか。私はそうではないと考える。そうではないのだ。この42.4%の人たちも、道新の記事を毎日読み、UHBの公開討論会の放送を 見ていたのに違いないのだ。北海道の住民なら道新を読む。道新に信頼を寄せている。道新があれだけ精力的に報道しているのに、その注目の焦点から5区の有 権者が無関心でいられるはずがない。

c0315619_1250638.jpgそ の上での判断と行動なのである。つまり、語の正しい意味での棄権なのだ。主体的に棄権しているのであり、ボイコットしているのだ。自公の候補にも、民共の 候補にも、Noを突きつけているのであり、自分には自分の選択と意思があることを棄権という行動で表明しているのだ。この棄権行動には積極的な意味があ る。決して無関心や無責任なのではない。われわれが汲み取らなくてはいけないのは、鐘や太鼓の鳴り物入りで連日喧しく、中央からひっきりなしに著名人や大 物議員が出入りして大騒ぎし、東京のマスコミが商売で駆け回った地元の選挙で、そこから背を向けた、背を向けて俯かざるを得なかった有権者の孤独な心情で あり、苦渋の決断としての棄権の重い意味であり、政治から疎外された彼らの憂鬱と煩悶と絶望である。今回の5区補選の結果で、最もホットな論点として フォーカスされているのは、無党派の中で7割が池田真紀に投票し、和田義明は3割しかいなかった事実である。この数字をもって、しばき隊や左翼リベラルは「野党共闘」の成功を強調し、7月の参院選(同日選)での「野党共闘」の攻勢を展望する根拠にしている。恰も全国の無党派層が丸ごと、7割が民共支持で3割が自公支持であるような表象を操作して宣伝に使っている。

c0315619_12502014.jpgだ が、この数字はあくまで出口調査のものであり、つまり投票に行った者のカウントであって、棄権した無党派層は含まれていない。その重大な事実を巧妙に捨象 して、無党派層全体の7割が「野党共闘」を支持しているような言説を工作し、プロパガンダを散布している。数字を厳密に検証しよう。5区の無党派は全体の43.5%である。出口調査でカウントされた無党派は全体の24%で ある。このうち7割が池田真紀に投票している。無党派は5区で43.5%(19万8000人)もいるのに、投票した無党派層は投票全体の24%(6万 3000人)に過ぎない。つまり、無党派の7割は棄権してしまっている。3割が投票所に行き、その大半が池田真紀と札に書いて箱に入れた。それでは、投票 に行かずに棄権した有権者はどういう傾向だったかというと、4月18日の道新に よると、池田真紀が5割、和田義明が4割という比率になっている。最も信頼性の高いと思われる道新の調査分析で、無党派における池田真紀と和田義明のバラ ンスは5対4だ。池田真紀は7割には達していない。要するに、無党派の中で、池田真紀への支持度が強い一定の者が棄権せず投票したというのが真相であり、 和田義明への支持度が強い者は寝ていたということだ。キャラクターの差が出たのであり、プリファレンス(好感度)の差が出たということだろう。

c0315619_12503050.jpg誰も指摘していない点で重要だと思われる急所として、前回2014年の選挙で は、各党の支持層はどれだけ票固めされていたのかという問題がある。今回の選挙は、各陣営が自らの支持層をガチガチに固めた選挙だった。このことは山口二 郎も茂木敏充も異口同音に言っているし、出口調査の結果でも歴然で、今度の選挙を特徴づけるキーのトピックとなった。民進と共産は支持層の96%が固めら れ、自民と公明は支持層の90%が固められている。果たして、前回2014年の選挙ではどうだったのだろう。投票率は前回の方が若干高いが、今回とほぼ同 じである。民進(民主)と共産を合計した票は、前回よりも3.000票減った。鈴木宗男が共産を嫌って鞍替えした分、これまで民主に入れていた大地の反共 票が逃げたのが理由の一つだろう。ただ、それだけでなく、民進と共産の支持層のベースが減ったという要因は考えられないだろうか。前回は今回のようにタイ トに固めてはいない。共産は別かもしれないが、自民や民主はもっと支持層にルーズな選挙だったはずで、支持しているけど投票しなかったという部分の割合が 大きかったはずだ。ガチガチに固めて投票させながら、票数が減ったということは、支持層のベースが減ったという理由しか考えられない。大地の反共性向とも 重なるかもしれないが、ともかく、北海道5区の民主の支持層のベースが2年前より減ったことは間違いない。

c0315619_12504226.jpg私 は、独自な見方だが、ひょっとしたら共産の支持層のベースも2年前より減ったのかもしれないと観測している。2014年の選挙では共産候補は31.523 票を得た。今回、果たしてこの31.523人はそのまま池田真紀に投票しただろうか。共産と民進が5区の支持層をガチガチに固めて投票所に追い立てなが ら、それでも前回の票数を割ったことは、二つの党の支持層のベースが減ったか、無党派層からの票の流入が減ったか、いずれかである。今回は、無党派層は基 本的に票を流しに行かなかった。自民も、公明も、民進も、共産も、ガチガチに支持層を固めて投票させ、一方で無党派層は、ガチガチにこの選挙をボイコット して棄権した。ガチガチだったのは両陣営だけではなく、無党派層も棄権の態度でガチガチだったのだ。政党を拒否したのだ。それが今回の北海道5区補選の実 像である。有権者は全員がガチガチとなり、ガチガチに投票する者とガチガチに投票を拒否する者とに分かれ、そこで大きく線が引かれ、ガチガチに投票した者 は、自公と民共の間で線が引かれて二つに分かれた。投票か棄権かで分断されて高い壁が築かれ、さらに自公か民共かで対峙して深い溝が掘られた。選挙区の有 権者は三つの空間に分かれて立った。相交わることのない別々の生き方の3クラスタに分割された。これが今回の選挙の本質だ。ガチガチ選挙である。

だから私は、壁の一方の側の、棄権を選択した者たちの立場に内在したい。溢れる選挙情報に接しながら、投票せよと催促されながら、投票したくでもできず、 選挙から疎外され、空しく歯噛みしながらお祭り騒ぎに背を向けていた孤独な者たちと同じ位置に立ちたい。「受け皿新党」を人々は求めている。「受け皿新 党」のプロジェクトは成功すると私は思う。左翼リベラルとしばき隊は、あと少し選挙運動を頑張って、投票率を60%以上に上げていれば、無党派層を投票所 に足を運ばせ、選挙に勝利していたなどと勝手なことを言っている。だが、その考え方は間違っていて、鐘や太鼓が鳴り響くお祭り騒ぎの中で、真剣に悩んだ挙 げ句、棄権を選んだ無党派層をバカにした論理だ。
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「予防拘禁」という恐怖政治を夢見る全体主義者黒川滋先生の大嫌いな「世に倦む日日」様より拝借、抗議があれば消去いたします。
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ストーカー加害者対策で報告書 - NHK 首都圏 NEWS WEB  次にカウンセラーが潰されるんですよ。殺害予告されたりしてね。こんなこと考えちゃいけないのですが、ストーカーに関しては予防拘禁もありか、と思うときもあります。


「貴方が地獄へ堕ちますように、貴方が地獄へ堕ちますように」

「革共同が狙っていますから、気をつけてください」

「まあいっても貴方はすぐ裏切る人だから、頼みになりませんね」

「警察も警察官が殺人するところですから」

「南無阿弥陀仏」